マイボトルを持つようになったきっかけは、3年前、漢方薬を飲むためでした。以前より「体の冷え」が気になっていたのですが、漢方の先生によると「身体の芯が冷えている」とのこと。それまでも、手足が冷えると自分でアロマトリートメントはしていたのですが、アロマは体の外から働きかけるもので、漢方は体の中から働きかけるもの。だから、試しに漢方を毎日の生活に取り込んでみようと思ったのです。
漢方を飲む際、考えた事は「薬を飲まされている」という感覚にならないように、楽しみながら飲むためには、どうしたらいいかな?ということでした。そこでやってみたのは、「漢方をお茶のように飲んでみる」という方法。マイボトルにお湯で溶かした漢方を入れて持ち歩けば「お茶っぽさ」を醸し出せるし、遠足に持って行くようなワクワクした楽しい気持ちにもなれる。そこで仕事の際、「漢方茶」入りマイボトルを、控え室にロケバスにと持ち歩いてみたのです。


漢方は一般的に苦いイメージがあるかもしれません。でも、実際マイボトルを持ち歩いてお茶のように飲んでみると、その時体が欲している物は、美味しく、そして甘く感じられることを発見しました。さらに煎れたてのような温かい状態で持ち歩けるので、キャップを開けた途端に、漢方の香りがフワ~ッと広がって、それだけでも心地よい気持ちになったんです。いつのまにか控え室も漢方の香りでいっぱいになっていましたけど(笑)。またロケ先では温かいお弁当を食べられないことも少なくありません。
そんなときに、自分の好きな飲み物を飲めると気持ちも和んでホッと一息。温かな飲み物で、こんなに精神的にもリラックスできるんだと実感しました。以来、とても気に入ってしまい、私にとってマイボトルは今や欠かせない存在。「喉を潤す」以上のものを、マイボトルは私に与えてくれている気がします。

1976年、神奈川県生まれ。フジテレビアナウンサーを退職後、英国に留学。植物療法を学び、IFA認定アロマセラピスト資格を取得。以後、アロマセラピストとして活動するほか、執筆、翻訳、環境問題やLOHASをテーマにした番組、トークショー、シンポジウムなどへの出演も行っている。'08年1月に第一子となる長女を出産。主な著書に『日々香日』『アロマの惑星』など。'08年11月に自身初プロデュースのオリジナルアロマオイル「aromamora」(アロマモラ)を発売。







